こういった疑問に答えます。
駐車場をコンクリートにする場合の工事費用は外構費用全体の1/4を締めるとも言われており「いくらぐらいするんだろう?」と調べたら、記事によって書いてある相場が全然違うけどどれが正解なんだろう?と感じる人も多いと思います。
そこで、本記事では「実際に私が注文住宅を建てた際に、外構業者からもらった3社分の駐車場をコンクリートにする際の費用の見積もり画像」「一般的な駐車場をコンクリートにする際の1・2・3台分の費用相場」に加え、「駐車場をコンクリートにする1・2・3台の標準的な広さ」や「駐車場の費用を安く抑えるコツ」まで紹介します。
記事を読み終えると、「駐車場をコンクリ―ト舗装する金額はこれくらいなんだ」「見積もりが高いので値引き交渉してみよう」「安く抑えられる施工業者を探してみよう」という知識が身に付きます。
この記事の目次
結論から言うと、この記事で伝えたいことは3つ。
この記事で伝えたいこと
- 駐車場をコンクリートにする際は、国土交通省が示す【台数別】の平米数以上の敷地が必要
- 駐車場をコンクリートにする工事費用は、普通自動車1台分で15万円前後が一般的な相場
- 複数社に見積もりを取ったら、2台分の駐車場コンクリート工事だけでも数万〜15万円ぐらいの差があったので相見積もりは必須。
おすすめの相見積もり先
- ガーデンプラス・・利用者数4万人、加盟業者数1450社。
▶︎創業から20年以上運営、累計4万件以上の施工実績があり、プロサッカークラブ「ヴィッセル神戸」のオフィシャルスポンサーでもある。プロのデザイナーが多数在籍するデザインセンターを保有しており、全国にある支店でヒアリングした情報を元に、デザインセンターで外構プランを3Dパースで作成。36回まで分割金利手数料0円。私の新築外構工事で16社見積もりした中で最安値を提示してくれたのがガーデンプラスで、対応やデザインも良かったので一番おすすめ。 - タウンライフリフォーム外構・・利用者数30万人、加盟業者数470〜500社
▶︎地元の外構・リフォーム会社を2〜3社紹介してくれる人気の一括見積もりサイト。加盟するための審査基準が厳しいため、加盟数は少ないが業者の質が高い。私が紹介された2社はどちらもガーデンプラスと同じくらい見積もり金額が安かったのと提案のレベルも高かった。相見積もりで比較してから決めたいなら。
上記の業者紹介サービス情報をもっと詳しく知りたいなら
1.駐車場をコンクリートに舗装【1・2・3台の標準的な広さ】
(出典:PIXTA)
駐車場を作る際、普通自動車1台分に必要な平米数(㎡)は約15㎡程度です。2台にすると30㎡、3台にすると45㎡が目安となります。
国土交通省の駐車場設計・施工指針によると、普通自動車の場合は「長さ6.0m×幅員2.5m」が目安となっており、約15㎡(坪にすると4.5坪)の土地が必要となる計算です。
なお、軽自動車と小型乗用車の場合は、以下の表を参考にしてください。
設計対象となる車両 | 長さ | 幅員 |
軽自動車 | 3.6m | 2.0m |
普通乗用車 | 6.0m | 2.5m |
(引用:国土交通省駐車場・施工指針)
駐車場をコンクリート舗装するための工事見積もりは、「施工内容の単価×平米数」で計算されることがほとんどです。
2.駐車場をコンクリートに舗装する際の1・2・3台分の費用相場【実際に私がもらった3社分の見積もりも公開】
(出典:PIXTA)
駐車場をコンクリートに舗装する費用相場は、約10,000円/1㎡が目安といわれています。そこに、台数別の平米数を掛けると金額を出すことが可能です。
駐車場をコンクリートにする場合の費用相場 | 費用の目安 |
1台分(1万円×15㎡) | 15万円 |
2台分(1万円×30㎡) | 30万円 |
3台分(1万円×45㎡) | 45万円 |
確かに、上記の費用相場は工事の弊害となるものがない、新築時などの一般的な費用相場です。
2-1.駐車場をコンクリートにする施工内訳と相場
駐車場をコンクリートに舗装するための施工内訳と相場を覚えておくと便利です。
施工内訳と相場を把握しておけば、相場よりも極端に施工費用が高い業者を避けられます。
下記は1㎡あたりの施工内容の平米単価です。
駐車場をコンクリートにする場合の施工内容 | 平米単価 |
掘削費(土砂・岩石を掘り取ること) | 800円~1,000円 |
残土処理(堀削作業で出てきた土を処分) | 2,000円~2,200円 |
土間下砕石敷き | 900円~1,000円 |
転圧(圧をかけて踏み固める) | 1,200円~1,500円 |
埋め戻し(砂利石で埋めてコンクリートで覆う) | 900円~1,000円 |
コンクリート舗装 | 9,000円~13,000円 |
周囲ワイヤーメッシュ(コンクリートのひび割れ防止や補強) | 800円~1,000円 |
カッター目地(雨仕舞のため必須) | 600円~800円 |
車止め | 800円~3,000円 |
重機回送費 | 30,000円~50,000円 |
人件費 | 15,000円~20,000円 |
このように、施工内容が多いのは、「水はけ」や「ひび割れ対策」にも配慮する必要があるからです。
ただし、上記の費用はあくまで一般的な相場で業者によって施工方法は異なります。それに併せて金額も上下し、東京都内だとさらに相場は高くなるのが実情です。
2-2.実際に私がもらった3社分の駐車場コンクリートの見積もり金額を公開
ここで実際に私が新築の外構、エクステリア工事の時に相見積もりを取った外構業者の見積もりを3社分公開するので参考にして下さい。
私が見積もりを依頼した外構業者 | 私がもらった外構業者の「2台分(約30㎡)のコンクリート駐車場」の見積もり | 1台分(約15㎡あたり)の費用 |
1社目 A社 | ¥384,180 | ¥192,090 |
2社目 B社 | ¥313,948 | ¥156,974 |
3社目 C社 | ¥232,600 | ¥116,300 |
駐車場をコンクリート舗装する一般的な費用相場は、1㎡あたり1万円、つまり、1台分(15㎡)で15万円、2台分(30㎡)で30万円、3台分(45㎡)で45万円と言いましたが、上記の見積もり画像のように、業者によってかなり幅があることが分かると思います。
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2-3.コンクリートの厚さによって費用は変わる
駐車場をコンクリートにする工事は、コンクリートの厚さによっても費用が変わります。ほとんどの場合、コンクリートの厚さは10cm~12cmです。
1cm変わると1㎡あたり1,000円程度違ってくるので、コンクリートの厚みも注視することが大切です。
(引用:庭ファンさんのサイト)
そもそもコンクリートは強度が強く耐久性も高いので、10cm厚を選ぶ場合も多いです。ただ敷地の状況によっては、より強度を高めた方が安全な場合もあるため、施工業者への相談が必要になります。
3.駐車場をコンクリートにする際の費用を安く抑える4つのコツ
(出典:PIXTA)
こまで駐車場をコンクリートにする工事費用を見てきて、「値段が高い。もう少し安くならないの?」と思った人もいると思います。高い買い物となる住宅を購入した後で、外構工事が必要となれば負担が大きくなりますよね。
そこで、駐車場をコンクリートに舗装する際、費用を安く抑えるコツを4つ以下に紹介します。
費用を安く抑える4つのコツ
費用を安くするコツ①:相見積もりを取る。
建築の工事費用は相場があってないようなもので、業者によって施工費用は変わります。
先ほど、私が実際に外構業者からもらった見積もり画像を3社分紹介しましたが、1社だけで検討すると、費用が適切なのかどうかの判断が付かないし、数万円〜20万円ぐらい金額に幅があることも多いので、最低でも3社に見積もり依頼して比較して下さい。
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費用を安くするコツ②:車のタイヤが当たる部分だけをコンクリートにする
費用がかかるコンクリートの面積を抑えることも、費用を節約するのに有効です。
例えば、車のタイヤが当たる部分だけをコンクリートにして、その他は砂利で仕上げる方法があります。
(引用:ピンタレスト)
上記の事例は砂利を採用していますが、芝生にすればデザイン性の高い駐車場を作ることも可能です。
ただし、車が止めにくいとの意見もあるので、施工業者と相談しながらプラン作りをするのが良いと思います。
費用を安くするコツ③:DIYすると4万円から5万円で施工できる場合も
駐車場をコンクリートにする際、業者に依頼すると予算オーバーになる、という人はDIYするのも一つの方法です。
実際に、駐車場を自力で作っている人もいるので、DIYに慣れている人ならトライしてみるのも良いと思います。
確かに、コンクリートの駐車場は、ただ平らにすればいいというかけではなく、水はけを考慮して傾斜をつけたり、ひび割れ対策も必須です。10年、20年と安心して使用するには業者にお任せするのが間違いはありません。
費用を安くするコツ④:メーカーを通さないと10%~15%コストダウンできる
施工業者と一口でいっても、エクステリア専門店から住宅メーカー、地元工務店などさまざまです。
一般的な話をすると住宅メーカーに依頼すると、工事費用に10%~15%の販売手数料(会社経費)が上乗せされるので、費用は高くなる傾向があります。住宅メーカーは自社の社員が施工するのではなく協力会社に施工を依頼するため、中間マージンが発生するしくみです。
まとめ:駐車場をコンクリートにする際は、自分の希望と敷地に合わせたプラン作りが必須
(出典:写真AC)
こういった疑問に答えました。
ここまでの内容をざっくりまとめると、
この記事のまとめ
- 駐車場をコンクリートにする際は、国土交通省が示す【台数別】の平米数以上の敷地が必要
- 駐車場をコンクリートにする工事費用は、普通自動車1台分で15 万円前後が一般的な相場
- 複数社に見積もりを取ったら、2台分の駐車場コンクリート工事だけでも数万〜15万円ぐらいの差があったので相見積もりは必須。
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この記事は以上です。