【体験談】セキスイハイムの外構工事ってどう？費用、見積書、プラン図〜良かった点や後悔した点まで解説！

 

 

こういった疑問に答えます。

 

セキスイハイムの外構工事って実際どうなんだろう？良さそうなら利用してみたいけど...。という感じで悩んでないでしょうか？

 

セキスイハイムに関しては以前も解説したことがあるのですが、今回は、見積もり内容や工事の経過についてお伝えできればと思い、実際にセキスイハイムで外構工事をした人のリアルな体験談をどこよりも詳しくまとめました。

 

 

この記事を読めば、セキスイハイムからもらえる外構工事の見積書や提案はどのようなものなのか？アフターフォローは充実しているのか？といった具体的な内容がわかります。加えて、良かった点・後悔している点など、経験者目線での感想もお伝えします。

 

この記事を参考に、セキスイハイムで外構工事をするのか？外構一括見積もりサービスから業者を紹介してもらうのか？など決定し、私が相見積もりして164万▶︎118万円まで費用を削減できたように、あなたも信頼できる業者が見つかり、費用削減や外構工事を成功できたら幸いです。

 

 

 

 

 

 

1.セキスイハイムで外構工事を依頼することになった理由

 

我が家は、約3年前、ちょうど新型コロナウイルスが流行しだした頃に、茨城県南部に移住を決めて新築を購入しました。

 

もともとは30年以上千葉に暮らしていたのですが、20年を超える頃から家のあちこちに修繕が必要な状況となっていました。一度リフォームをしたものの、東日本大震災の影響で庭に亀裂が起き、内壁の一部はミリ単位でひび割れているような状況です。

 

いずれは大きな改修工事が必要になると考え、その予算を踏まえると思い切って住まいを変えようと考えました。移住先は茨城、建設業者は茨城セキスイハイムと決めていたので、そのまま契約。セキスイハイムの営業マンと相談し、現在の土地を購入しました。

 

土地全体は更地とはいえ、アシ系の地下茎がまんべんなく茂り、草を抜くのは困難な印象です。初見から数日後には不動産業者が刈り取ってくれましたが、根っこはそのままです。

 

 

当初、外構は別業者と考えていたのですが、セキスイハイムの外構担当者に事例を見せてもらった結果、そのまま見積もりを依頼することにしました。建物に合わせた色調・全体のバランスなどの要望がスムーズに伝わったことが、見積もりの決め手となりました。

 

2.セキスイハイムを見つけた方法・経緯

 

最初こそ茨城の展示場を訪問して何人かの営業マンと立ち話をしたものの、セキスイハイムを超える会社には巡り会えませんでした。

 

セキスイハイムの営業マンからもらった説明は、丁寧かつ納得のいくものでした。事前に雑誌やネットで調べていた情報と照らし合わせても不自然な点はなく、展示されていた建物も好みに合っていたので、結局セキスイハイム以外には詳細説明を聞きに行っていません。

 

セキスイハイムは、耐震性・耐火性に確かな実績がある・工場の作業工程も見学できて安心感があるといった点が気に入っているポイントなのですが、外構工事まで任せるに至ったのは、営業の方の対応が真摯的だったことが大きいです。

 

外構担当者の方も、こちらの要望をしっかりと聞き入れてくださり、品質と金銭面のバランスを考慮してアドバイスをくれました。

 

 

 

 

 

3.セキスイハイムにもらった見積もり・プラン図・費用を公開

 

では、実際に私達が依頼した見積もりを公開します。

 

見積もり

 

我が家では、新築建設の中頃からセキスイハイムのエクステリア工事部担当者と話を進めています。コロナ禍による建築物資の不足が予測できたので、材料確保のためにやや早い段階での打ち合わせとなりました。

 

おおよその外構イメージを決めて担当者に簡易図を渡しておき、それを踏まえた見積もりや外構プラン図が提供される、という流れです。

 

実際に渡された見積もりは以下のとおりです。

 

 

周囲をコンクリートで囲むプランだったため、見積もり額が高めになったと思います。

 

提案プラン図

 

セキスイハイムにもらった外構プラン図は、下記のとおりです。

 

 

倉庫を置く位置から花壇の配列まで考えていましたので、担当者と出来上がりイメージの共有はできたかと思います。

 

 

フェンスの据え付け

 

庭を囲む側壁にはブロック2段の上にフェンスを据え付け、外壁には庭と同じフェンスを使用し、北側道路に面している建物・駐車場の部分はフェンスを作らない案を採用しました。

 

 

残土を残すように依頼

 

駐車場の基礎工事から残土が28㎥ほど出るとのことでしたので、3㎥ほどを庭に残すよう依頼しました。

 

アシ系の雑草を抜いて花壇を作ろうと考えていたのですが、そうなると大量の土が必要になります。土を買うにも費用が相当かかるため、残土を活用しようと思い立ちました。

 

 

コンクリートの使用範囲を抑える

 

庭全体をコンクリートで敷き詰めてしまう家庭もあるようですが、総額費用が上がるのでやめました。担当者も勧めませんでした。

 

コンクリートの使用範囲は、玄関前ポーチから駐車場と家の庭側1メートル幅。加えて、外構フェンス脇30㎝幅です。道路側は、外構フェンスとの間を砂利で敷き詰めることにしました。

 

外構フェンス脇にコンクリートを敷き詰めようと考えたのは、以前の家で剪定や草むしりを行なう際、フェンス側がやり辛かったためです。初めは50㎝幅で希望を出しましたが、費用が相当かさむと説得されました。

 

 

駐車場から玄関にかけてスロープを作る

 

車から降りたあと車いすで移動するのを楽にするため、駐車場から玄関にかけてスロープを作ることにしました。

 

今まで窮屈な駐車場を経験していましたので、年齢を重ねるうえでは、将来的に余裕あるスペースが大切だと意識しました。

 

実際、引っ越し業者の方にも荷物移動が楽だったと言われましたし、買い物の荷物運びにもスロープを活用できているので、良い選択でした。

 

 

4.セキスイハイムの外構工事開始～完了までの様子

 

ここからは、セキスイハイムの外構工事の様子を、画像付きで解説していきます。

 

駐車場

 

最初に、庭の雑草と土砂を重機でかきだして駐車場部分の土をえぐっていました。その後は駐車場部分に鉄筋が敷かれ、コンクリートを敷く部分に型はめをしていきます。

 

駐車場作りと同時に外構フェンス部分にブロックを積み上げていき、最後にセメントを流して、駐車場～外構内回りの必要箇所全てにセメントが敷かれた状態となりました。なお、この作業は一日では終わらず、数日かけて行われています。

 

 

その後は、門柱扉や道路側フェンスの取り付けや防草シートと砂利の敷き詰めなどが行われ、コンクリートの型が外された後は、庭側フェンスと駐車場伸縮扉の取り付けという順番で進みました。

 

最後に、門扉上の外灯と表札の取り付けをして、駐車場周りの外構は完成です。

 

倉庫設置

 

倉庫は他社から購入したのですが、組み立て～設置までをセキスイハイムから派遣された業者の方が行ってくれました。

 

 

残土の確保と外構フェンス脇30㎝のコンクリート敷き

 

花壇作りのために依頼していた残土の保管については、担当者から現場の親方に話が通っていて、庭の左端に土山を作ってくれました。

 

 

 

また、外構フェンス脇は30㎝幅でコンクリートを敷いてもらっています。

 

 

設計してくださった方は、フェンスの内側30㎝をコンクリートで埋めるのは初めてだったそうですが、「隣の植木や草の種が落ちても、土ではないので雑草化しにくい」と言っていました。

 

 

花壇・庭造り

 

花壇・庭造りに関しては、セキスイハイムの外構工事完了後、一年ほどかけて自力で行いました。業者に頼んだのは残土確保のみです。

 

 

 

 

 

5.セキスイハイムのアフターフォロー

 

フェンスの接合で一部ゆるみがあったため、後日確認に来てもらいました。

 

しかし、これは不具合ではなく、金属の熱による伸縮が多少あることを想定して、若干のゆるみが必要だということです。

 

6.セキスイハイムの工事で良かったところ

 

セキスイハイムの外構工事で、特に良かったところを3つ紹介します。

 

新築建築と外構工事をまとめて依頼したので、やり取りがスムーズだった

 

建築と外構工事を同じ業者に委託したことで、共通理解できる部分が多く、連絡もしやすかったです。

 

 

大手なので資材やエクステリアの在庫が豊富だった

 

我が家の依頼はちょうどコロナ禍初期で、様々なパーツの入荷が滞る直前でした。また、職人不足という話もあり、時には数軒掛け持ちということもあったようです。

 

そんな中でも、セキスイハイムでは十分な在庫を保持しており、希望のフェンスやブロックなど問題なく用意されました。

 

 

サービス精神旺盛で、いろいろな要望に応えてくれた

 

現場の職人さんは、地面の天地返し・雑草や根が少ない土砂部分と残土の交換・土留めの材料を用意して残土を囲むなど、さまざまな気遣いをしてくださいました。

 

工事過程でもお伝えしたように、他社で購入した倉庫を設置してもらえたのも大変ありがたかったです。あらゆる面で、サービス精神や優しさを感じました。

 

 

7.セキスイハイムの工事で失敗・後悔したところ

 

つづいて、セキスイハイムの工事で失敗・後悔したところも紹介させていただきます。

 

コンクリート部分のひび割れと汚れが気になる

 

施工から数か月後、地震等の影響もあってコンクリートの何箇所かに薄くひびができてしまいました。土ぼこりが多いため、完成時に比べて汚れも目立ちます。

 

加えて、門柱のブロックは茶系色でしたが、半年後、白華（※）が出て白く変色しました。調べると、門柱に使ったブロックは白華現象を伴うものらしいです。側壁のブロック部分も同等の質なので、汚れがつきやすいということを後から知りました。

 

 

※白華とは、コンクリート表面に浮き出る白い生成物（炭酸カルシウム）のことです。

 

掃除のしやすさを考えると砂利を敷くのはおすすめしない

 

道路面の敷地には砂利を敷いたのですが、年数が経つと雑草や落ち葉が増えて掃除がしにくいだろうと考えています。

 

 

まとめ

 

 

こういった疑問に答えました。

 

最後にセキスイハイムの情報を簡単にまとめておきます。

 

 

 

なお、今回の体験談では相見積もりをせずに依頼、という流れでしたが、できれば2～3社から見積もり・プラン提案をもらうのがおすすめです。

 

複数の会社からプランをもらうことで相場が分かりますし、使用資材のデメリットについて説明してくれる会社があるかもしれません。

 

 

 

 

この記事は以上です。