ざっくり金額を調べてみたら結構高いので置き家具でもいいのではないかと考え始めた。
カップボードを安く取り付ける方法ってないのかな?
そもそもカップボードを造り付けにするメリットって何だろう?
誰か教えてほしい……。
このようなお悩みにお答えします。
カップボードはキッチンにある食器や家電を収納するための家具です。新築時にキッチンと同じメーカーで取り付ける方も多いのではないでしょうか?しかし建売住宅などでは標準で設置されていないこともあるので、その場合は自身で取り付ける必要があります。
メーカーのカップボードは「造り付け」のため一度設置すると移動できません。置き家具に比べると費用も高めです。それでもカップボードを取り付けるメリットはあるのでしょうか?
本記事では、カップボード取付にかかる費用や置き家具との違い、依頼する前に知っておきたいポイントをまとめました。
記事を読めばカップボードのことがよくわかり、取付を迷っている方も安心してリフォームを依頼できますよ!
結論から言うとこの記事で伝えたいことは3つ。
この記事で伝えたいこと
1.カップボード取付の費用相場と事前に知っておきたいポイント
- カップボードは3つのキャビネットを自在にカスタマイズすることが可能。より使い勝手をよくするには、収納する家電や物の量を事前に把握しておくことが大切。
- カップボードは建物との一体感や専用の電気配線があることがメリット。置き家具の食器棚にもデザイン性に優れたものがある。模様替えの予定や賃貸で原状復帰が必要な方には置き家具がおすすめ。
- カップボード取付の費用相場は、パナソニック ラクシーナ家電収納トールタイプ(W900)で約36万5千円~。費用は業者によって異なるため、依頼の前に数社で相見積もりを取って比較検討することがおすすめ。
2.カップボードの取付工事で重要なポイントを解説
- カップボードは置き家具とは違い、背面の壁で吊戸棚を支えている。そのため背面の壁には強度が必要。リフォームなど後付けの場合は壁の補強を要することも。
- カップボードと建物の一体感を出すためには、天井や側部とカップボードのおさまりを考慮することが大切。天井のすき間にはフィラー、側部にはエンドパネルを使用しておさめる。
- キッチンで使用する家電はワット数の高いものが多いため、カップボードの電源は2箇所以上が望ましい。リフォームなど後付け工事の際は電源の増設が必要なこともある。
3.取付工事依頼前に知っておきたいカップボードの選び方
- カップボードの奥行きは45cmが多いが、65cmなど深いものもある。冷蔵庫と奥行きが合うので空間に統一感が出るのがメリット。しかし圧迫感も出るので設置スペースには余裕が必要。
- カップボードはトールパントリーや可動棚と併用することも可能。空間を有効に使うには収納するものの量を把握することが大切。
- カップボードは扉の開閉が多く、使用頻度が高い。キッチンと同じシリーズで揃える必要はなく、耐久性を考えカップボードだけ上位モデルを選ぶこともおすすめ。
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それではカップボードの取付を検討している方、置き家具と迷っている方はぜひ最後までお読みください!
1.カップボード取付の費用相場と事前に知っておきたいポイント
カップボードを検討し始めた時、どんなカップボードがいいのかを明確にしておくことが大切です。ここではカップボード取付の費用相場と事前に知っておきたいポイントをまとめました。
1-1.カップボードは必要に合わせてカスタマイズが可能
カップボードはおもに3つに分けて考えられます。設置位置と呼称をまとめました。カップボードはこれらの組み合わせ、幅や高さも自由にカスタマイズできるのがメリットです。
設置位置 | 呼称 |
上部 | 吊戸棚、アッパーキャビネット |
中部 | ミドルキャビネット |
下部 | フロアキャビネット、カウンターキャビネット |
1-2.カップボードと置き家具の違い
カップボードはLIXILやパナソニックなど、設備のメーカーで作られています。しかし設備メーカー以外に家具店などで販売されている置き家具の食器棚にもカップボードに見劣りしないデザインのものがあります。
カップボードと置き家具の食器棚の大きな違いは、カップボードは建物と一体感があり、複数の電化製品を使用してもブレーカーが落ちないなど機能性にも優れています。
引用:パモウナより
1-3.カップボードの取付費用の相場
以下の表はパナソニック ラクシーナのカップボードの費用です。カップボードは電気配線工事や造作工事が必要となるため、置き家具の食器棚よりは高額になります。
ただ費用は目安です。依頼する業者によって仕入れ値の掛け率は異なります。パナソニックの商品を安く仕入れられる業者なら、値引きすることも可能なはずです。
仕様 | 幅(㎜) | 価格(税抜) |
セパレート(吊戸棚+フロアキャビネット) | 1200 | 414,400円 |
家電収納トールタイプ | 900 | 364,600円 |
トール+フロアキャビネット | 1200 | 439,100円 |
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2.カップボードの取付工事で重要なポイントを解説
カップボードの取付は業者が施工することがほとんどです。しかしカップボードがどのように取り付けられるのか、知っておきたいことをまとめました。
2-1.カップボードの取付には壁の強度が必要
カップボードは造り付け家具です。背面の壁とカップボードの間にすき間はありません。そのため、アッパーキャビネット(吊戸棚)を設置する時には重さを支える壁の強度が必要になります。
リフォームなどカップボードを後付けで設置する場合は、壁に下地を入れて対応することが一般的です。
2-2.カップボードと天井など周囲とのおさまりを考慮することが大切
カップボードの側面に壁や他の家具などがある場合、カップボードの扉がちゃんと開くように側面の壁との間に専用の部材が必要なことがあります。側部にはエンドパネルや目地棒を使っておさめることが一般的です。まれに壁自体をふかして(厚みを設けて)対応することもあります。
また、天井とカップボードの間にすき間ができる場合はフィラー(幕板)でふさぐことで見た目がすっきりします。
2-3.カップボードの取付には電気配線の確保が重要
キッチンではさまざまな家電を使用します。キッチン家電は使用時の必要ワット数が高いものが多いため電源(コンセント)は2箇所以上が望ましいです。
新築でカップボードを設置する場合は電気工事も並行して行われるため、さほど配線のことを気にする必要はありません。リフォームでカップボードを後付けする場合、特に築年数が経過した家では電源の増設工事が必要な場合もあります。
3.取付工事依頼前に知っておきたいカップボードの選び方
ここではカップボードの具体的な選び方やコツをご紹介します。
3-1.カップボードの奥行は45cmが一般的。しかし65cmなど他のサイズもある
カップボードの奥行きは45cmが一般的ですが、65cmなど奥行きが深いものもあります。奥行きが深いカップボードは冷蔵庫と前面が揃い、空間に統一感が出せるのが特徴です。
収納量もたっぷりあるので、生活感を出したくない方にもおすすめのカップボードです。
3-2.カップボードとトールパントリーや可動棚を併用する
トールパントリーはカップボードと併用できる壁面収納です。大きな扉なので開いた時に庫内の収納物を見つけやすく、出し入れしやすく、閉じるとすっきりした空間を実現できます。
カップボードのフロアキャビネットだけを設置して、上部は可動棚を設置することもできます。上部に収納がないだけで、空間全体を広くすっきりと見せることが可能です。
3-3.カップボードはキッチンと同じグレードを選ばなくてもOK!
カップボードはキッチンと比べると物の出し入れが多く、扉の開閉の頻度も高い傾向があります。耐久性や機能性を考慮して、キッチンよりも上位モデルを採用するのもおすすめです。
たとえばキッチンがパナソニックのラクシーナならカップボードはLクラス、キッチンがクリナップのラクエラならカップボードはセントロを選ぶなどです。
おすすめのサービス
- タウンライフリフォーム・・利用者数30万人、加盟業者数670社
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4.まとめ:カップボード取付の費用相場は30万円台後半~だが業者によって異なる。置き家具と違い建物との一体感や電気配線がしっかりしていることがカップボードのメリット。
ざっくり金額を調べてみたら結構高いので置き家具でもいいのではないかと考え始めた。
カップボードを安く取り付ける方法ってないのかな?
そもそもカップボードを造り付けにするメリットって何だろう?
誰か教えてほしい……。
このようなお悩みにお答えしました。
最後にこの記事をまとめると、
この記事で伝えたいこと
1.カップボード取付の費用相場と事前に知っておきたいポイント
- カップボードは3つのキャビネットを自在にカスタマイズすることが可能。より使い勝手をよくするには、収納する家電や物の量を事前に把握しておくことが大切。
- カップボードは建物との一体感や専用の電気配線があることがメリット。置き家具の食器棚にもデザイン性に優れたものがある。模様替えの予定や賃貸で原状復帰が必要な方には置き家具がおすすめ。
- カップボード取付の費用相場は、パナソニック ラクシーナ家電収納トールタイプ(W900)で約36万5千円~。費用は業者によって異なるため、依頼の前に数社で相見積もりを取って比較検討することがおすすめ。
2.カップボードの取付工事で重要なポイントを解説
- カップボードは置き家具とは違い、背面の壁で吊戸棚を支えている。そのため背面の壁には強度が必要。リフォームなど後付けの場合は壁の補強を要することも。
- カップボードと建物の一体感を出すためには、天井や側部とカップボードのおさまりを考慮することが大切。天井のすき間にはフィラー、側部にはエンドパネルを使用しておさめる。
- キッチンで使用する家電はワット数の高いものが多いため、カップボードの電源は2箇所以上が望ましい。リフォームなど後付け工事の際は電源の増設が必要なこともある。
3.取付工事依頼前に知っておきたいカップボードの選び方
- カップボードの奥行きは45cmが多いが、65cmなど深いものもある。冷蔵庫と奥行きが合うので空間に統一感が出るのがメリット。しかし圧迫感も出るので設置スペースには余裕が必要。
- カップボードはトールパントリーや可動棚と併用することも可能。空間を有効に使うには収納するものの量を把握することが大切。
- カップボードは扉の開閉が多く、使用頻度が高い。キッチンと同じシリーズで揃える必要はなく、耐久性を考えカップボードだけ上位モデルを選ぶこともおすすめ。
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