タカラスタンダードのカップボードは後付けできる？値段や工事内容を徹底解説

 

 

 

「新築時に高くて諦めたけど、やっぱり背面収納を整えたい」という相談はよくあります。

 

タカラスタンダードはホーロー素材に強く、汚れ・湿気・熱に強いので、長く使いやすいのが特徴です。

 

一方で、「高いんじゃない？」「工事は面倒？」という不安も多いところ。実際は、どこに置くか・どの幅にするか・コンセントや壁の下地はどうかで総額が変わります。

 

同じタカラスタンダードのカップボードでも、業者によって見積もりに差が出ることがあります。

 

この記事では以下の内容を解説します。

 

 

 

この記事を読めば、「タカラスタンダードのカップボードを後付けするか」、あるいは「他メーカーの商品も検討してみる」といった悩みが解消されます。

 

タカラスタンダードのカップボードの後付け費用の検討がつかず見積もり依頼に踏み出せない人は、以下の3社をを参考にしてください。

 

 

 

 

 

 

タカラスタンダードのカップボードは後付けできる？設置前にチェックしたい3つのポイント

 

タカラスタンダードのカップボードは後付けできます。戸建でもマンションでも設置は可能です。

 

ただし、設置前に「スペース」「搬入経路」「壁の下地（固定できるか）」の3つを確認しておくことが大事です。

 

そのため、事前確認が必要なポイントがあります。

 

 

 

なぜ事前チェックが必要なのか

 

カップボードは、完成品またはユニットをそのまま室内に搬入して、壁に固定して据え付けます。

 

この時によく起こるトラブルは次のようなものです。

 

 

つまり、サイズ・搬入・下地がそろっていないと、当日になって「別工事が必要」「追加費用がかかります」という話になりやすいんです。

 

 

設置前のチェックリスト

 

カップボートを後付けする前に、最低限チェックしておきたいのが以下の4つです。

 

これを確認しておくと、現地調査や見積もり時に「ここが問題になりそうです」と業者がすぐに判断でき、追加費用を防げます。

 

【チェック表まとめ】

 

 

事前にこの4項目をメモしておくと、見積もり時に「この壁に置けます」「ここだけ補強が必要」と即判断してもらえます。

 

結果的に無駄な追加費用を減らし、設置までの流れもスムーズになります。

 

 

 

 

タカラスタンダートのカップボード後付け工事費用の目安

 

 

後付け費用は「本体＋工事費＋補強費」でおよそ15〜30万円前後

 

タカラスタンダード のカップボードの後付けは、本体代に加えて、「設置工事」「壁補強」や「電源工事」などが必要になるため、総額はおよそ15〜30万円くらいが目安になります。

 

ただし、実際の施工事例では、補強・電気工事・高グレード仕様などが加わると40〜50万円以上かかるケースもあります。

 

なぜそのくらいかかるかというと、タカラスタンダード のカップボードはホーロー素材で、耐久性・耐熱性が高い分、壁に固定する作業や水平調整が必要になるからです。

 

さらに家電収納を作る場合はコンセントの位置を合わせたり、電源を増やしたりすることもあります。

 

【サイズ別の工事費込み平均相場】

 

 

同じカップボードでも以下の3つで最終金額が5万円以上変わることもあります。

 

 

なので、見積もりを取るときには「本体代」「取り付け工事」「追加工事」の3つを分けて出してもらうのがおすすめ。

 

 

実際に取り付けた方の施工事例

 

カタログ価格や相場だけでは見えにくい、リアルな設置費用や工程の詳細がわかる施工事例です。

 

 

実例① シンプル設置＋補強ありで約21.3万円

 

 

設置タイプ	幅120〜150cmのカップボード（即設壁に後付け）
工事内容	下地補強・コンセント移設
総費用	約21.3万円（本体＋工事＋補強込み）
設置時間	約3時間

 

費用は約21万円と比較抑えめですが、しっかり補強工事やコンセント移設も行われた実例です。

 

 

実例②幅180cm前後・吊戸棚＋下地補強あり・費用おおよそ70万円

 

 

設置タイプ	幅180cm前後のカップボード・吊戸棚付き
工事内容	壁内下地補強＋コンセント増設あり
総費用	約70万円（キッチン全体を含む「キッチン・台所」施工費用）
設置時間	約2日

 

壁補強や電源工事など、条件が少し複雑なケースでは、カップボード単体設置でも30万円を超えることがあります。

 

 

ホームビルダー向けなら最大15％安く購入できる

 

タカラスタンダードのカップボードには、「一般向け」と「ホームビルダー向け」の2種類があります。

 

この違いを知っておくと、後付けの総額をかなり抑えられることがあります。

 

 

デザインや機能は一般向けとほぼ同じですが、流通経路が異なる分、価格が安く設定されています。

 

【販売ルートの違いで価格が変わる】

 

つまり、同じカップボードでも、購入ルートによって5〜10万円の差が出ることもあるということです。

 

 

この口コミからもわかるように、同じ仕様でも販売ルートによって数万円の差があります。

 

とくに工務店やリフォーム会社経由では、メーカーとの取引実績がある分だけ値引き交渉がしやすい傾向です。

 

 

タカラスタンダードのカップボード【一般向け】の値段

 

タカラスタンダードには、誰でも購入できる「一般向けライン」があります。

 

カップボードの価格はシリーズ・サイズ・収納タイプによって変わりますが、後付けで設置する場合の目安を知っておくと、見積もりの比較がしやすくなります。

 

 

【主な4シリーズの特徴と価格帯】

 

同じ「間口180cm」のカップボードでも、

 

 

といった条件で、10〜30万円ほど差が出ることがあります。

 

 

カップボードのタイプ別の価格イメージ

 

タカラスタンダード のカップボードといっても「背面収納一式」だけではなく、食器タイプ・家電収納ユニット・トール収納など、パーツ構成で考えることもできます。

 

タイプ別の定価イメージは次の通りです。

 

種類	製品代の定価	サイズ
システムホーローユニット	約74～150万円台	間口120cm×奥行65cm×約高さ230cm
食品庫・食器棚	約50～70万円台	間口120cm×奥行45cm×約高さ230cm
家電収納ユニット	約7～10万円台	間口60cm×奥行45cm×約高さ100cm
トールユニット	約10～15万円台	間口60cm×奥行45cm×約高さ200cm
カウンターユニット	約5～8万円台	間口90cm×奥行45cm×約高さ90cm

引用：タカラスタンダード公式サイトより

 

※上記価格は本体の定価イメージ。実際はここから販売店の値引き（最大15％程度）が入ります。

 

同じタカラスタンダードのカップボードでも「一式の背面収納」なのか「家電置き場だけ追加」なのかで、必要な金額の桁が全く違います。

 

 

壁への固定と下地の注意点

 

タカラスタンダードのカップボード はホーローなど重量のある仕様が多く、基本的に壁にしっかり固定して使う前提になっています。

 

しかし、壁が石膏ボードだけど、そのまま固定できず、下地補強が必要になる場合があります。

 

 

 

「この壁にビスを打っても大丈夫ですか？」は必ず事前に確認したほうがいいポイントです。

 

 

どこに見積もりを出せばいい？

 

タカラスタンダードのカップボード は、本体の値段だけではなく、

 

 

で、最終金額が5〜10万円変わることがあります。

 

1社だけの見積もりで決めてしまうと、その金額が高いのか安いのか判断できません。

 

最初から複数社に同じ条件で出してもらうのが安全です。

 

 

 

 

タカラスタンダードのカップボード後付けの設置や工事内容

 

タカラスタンダードでは後付けできるカップボードの種類がさまざまあります。

 

 

カップボードのユニット別イメージ

 

キッチンのスペースや家族構成に合わせて、後付けできるユニットを選ぶのがおすすめ。

 

✔システムホーローユニット

 

来客時には扉を閉めてすっきり収納。家電や食器、ストック品、ダストボックスまでまとめて隠せます。

 

壁固定が必要な場合があるため、下地補強工事の確認を忘れずに。

 

 

 

✔家電収納ユニット

 

スライド式・収納ワゴン付きタイプがあり、炊飯器や電子レンジの置き場に最適。

 

電源位置の調整が必要になることもあります。

 

 

 

✔トールユニット

 

高さ200cmを超える収納力抜群タイプ。

 

上段にはストック品、中段には食器、下段には調味料など整理でき、縦のスペースを有効活用できます。

 

 

 

✔カウンターユニット

 

コンパクトで後付けしやすく、引き出しやスライド式タイプが選べます。

 

レンジやトースターを置くスペースとしても人気です。

 

 

 

置けるサイズとキッチンス全体の統一感も考える必要があるので、悩んだらリフォーム会社に「どのタイプが合うか」を見てもらうのが安心です。

 

タカラスタンダードはカップボードの種類も価格も幅があります。

 

 

カップボードの後付け工事内容

 

タカラスタンダードのカップボードを後付けできますが、設置には専門的な工事が入ります。

 

その工事内容と費用の内訳を知っておくと、見積もりの妥当性が判断しやすくなります。

 

 

この一連がいわゆる「設置工事」です。

 

「持ってきて置いて終わり」ではなく、配線や電源まわりまで含めて仕上げる流れになっています。

 

【費用イメージ】

項目	目安
基本工事費	約5〜15万円
諸経費（搬入・管理など）	本体＋工事費に対して約5〜15%
本体価格	選ぶカップボードのタイプ次第

 

 

業者によって諸経費（会社経費）を何％取るかは見積もりを取ってみないと正確な数字は分かりません。

 

 

 

 

 

カップボードの使い勝手とよくある悩み

 

タカラスタンダードのカップボードはデザイン性だけではなく、日々の使い勝手が重要です。

 

 

使い勝手①キャビネットの内側もホーロー

 

タカラスタンドのカップボードは、内側までホーロー素材。

 

高温・湿気・油汚れに強く、長く使っても劣化しにくいのが特徴です。

 

特徴	メリット
耐熱・耐久性◎	炊飯器の蒸気や油汚れにも強い
汚れが染み込みにくい	拭き掃除だけで清掃を保てる
湿気に強い	カビやにおいがつきにくい

 

 

 

スライド式のキャビネットに炊飯器を置いても、蒸気で天板が劣化しにくい工夫が施されています。

 

実際にタカラスタンダードのカップボードの利用している人は「数年経っても天板が汚れていない」など、長く安心して使えます。

 

 

使い勝手②ゴミ箱を置けるスペースが便利

 

タカラスタンダードのカップボードはフロアキャビネットにはゴミ箱をすっきり収納できるスペース付きモデルもあります。

 

導線を邪魔せず、キッチンが圧迫されないのがポイント。

 

 

 

 

使い勝手③スライド式が人気！開き戸との違い

 

収納の形状は「開き扉式」と「スライド式」の2種類。

 

結論から言うと、スライド式の方が使いやすいです。

 

タイプ	特徴
スライド式	中身が一目で見える。取り出しやすい
開き扉式	大きなものを入れやすい

 

 

 

 

使い勝手④高さがあるタイプは届かないことも

 

トールタイプやウォールキャビネットは収納量が多い反面、上段が届きにくいと言う声も。

 

 

身長	使いやすさ目安
150〜160cm未満	上段が使いにくい可能性あり
160cm以上	標準サイズなら問題なし

 

 

 

使い勝手⑤ マグネット収納できる

 

タカラスタンダードのカップボードはマグネットが使えるホーロ素材を使用。

 

ホーローは金属素材にガラス質を焼き付けた構造なので、マグネットがしっかり吸着します。

 

ネジやピンを使わずに収納アイテムを固定できるため、壁を傷つけずに自由にレイアウトできるのが魅力。

 

【マグネット収納できること】

収納アイディア	メリット
キッチンタイマー・計量スプーンを貼る	作業中でもすぐ手が届く
フック付きマグネットでおたまやトングを吊る	調理スペースを広く使える
レシピメモや献立表を貼る	毎日の家事動線がスムーズに
小物トレーを貼り付けて文具や調味料を整理	カウンター城が散らかりにくい

 

 

 

 

カップボード設置を検討している人はリフォーム一括見積もりサービスがおすすめ

 

「どのサイズ・タイプが合うかわからない」「壁補強が必要かわからない」そんな時はリフォーム一括見積もりサービスを使うとスムーズです。

 

無料で複数社の見積もりが取れるので、相場や提案内容を比較できます。

 

 

 

 

 

実際にカップボード を後付けした人の口コミ

 

タカラスタンダードのカップボードを後付けした人からは、「価格は高いけど仕上がりに満足」「ホーローが丈夫で長持ち」といった声が多く見られます。

 

 

価格・費用に関する口コミ

 

新築建売でカップボードをオプションでつける予定なのですが、

タカラスタンダードのオフェリアで W1800 吊り戸棚付き 49 万円。

値引きして 44 万円 になったのですが、他の方は 21 万円 と聞きました。

引用：Yahoo!不動産より

 

建売の戸建てでカップボードが付いておらず、追加で依頼。

タカラスタンダード グランディア W900 吊り戸棚なし、工事費込み 30 万円でした。

引用：Yahoo!不動産より

 

 

後付け工事・設置に関する口コミ

 

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使い勝手・デザインに関する口コミ

 

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まとめ：タカラスタンダードのカップボード後付けで失敗しないために

 

 

こういった疑問に答えました。

 

 

タカラスタンダードのカップボードは、同じシリーズでも施工店によって価格差が生じるのが実情。

 

1社だけで決めず、無料見積もりサービスを使って複数社比較するのが失敗しないコツです。

 

 

 

この記事は以上です。