こういった疑問に答えます。
自分が想像しているキッチンカウンターの使い方の他にどのような活用法があるのか、近年のニーズも含めて情報を知りたいという人もいると思います。
キッチンカウンターは、施工業者や大工さんに相談する他、DIYに慣れている人なら自力で後付けする人も増えているのが現状です。
キッチンカウンターがあると、狭い部屋を有効活用できる上に、家事の時短が叶います。
そこで本記事では、「キッチンカウンターを後付けする理由や活用法」、「キッチンカウンターの後付けで失敗しないポイント」などを紹介します。
記事を読み終えると、キッチンカウンターの有効的な使い方や、施工で気を付けるべきポイント、費用相場などが理解でき、「こんな使い方があったんだ」という発見や「こんな考え方をすると後付けで後悔することがないんだ」ということが分かります。
この記事の目次
結論から言うと、この記事で伝えたいことは3つ。
この記事で伝えたいこと
- キッチンカウンターがあると、狭い間取りを広々と活用できたり、家事の時短が叶ったりすることから、後付けする人が増えている。
- キッチンカウンターの後付けでは、カウンターの形や素材、高さや奥行きなどもしっかり把握した上で施工することがポイント。
- キッチンカウンターの後付けを業者に頼む場合は、3社くらいに見積もりを依頼すると、業者ごとにそれぞれ違った提案やアドバイスをもらえるし、金額が数万円ほど変わることも多いので相見積もりがおすすめ。
相見積もりにおすすめのサイト
リショップナビ・・・利用者数70万人以上、提携者数4000社以上
▶︎登録しているリフォーム業者の数が一番多いので、人口の少ない地域でも2〜3社紹介してもらいやすい。カスタマーサービスも充実しており、専任スタッフに何でも相談可。
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1.キッチンカウンターを後付けする理由【賃貸でも増えている?】
キッチンカウンターは賃貸でも人気で、既製品を注文するだけなくDIYで後付けする人も増えています。部屋が手狭でダイニングテーブルを置けない時や、軽食を摂ったあと食器をサッと片づけたい時などにキッチンカウンターは活躍します。
近年は共働き夫婦が増えていることや、子どもが中学・高校となると部活や塾などで食事をする時間帯がバラバラになりやすい、というご家庭も多いです。
一方、キッチンカウンターは、対面式のキッチンだけでなく壁付けタイプのキッチンでも後付けが可能で、次のようなアイデアもあります。
(出典:https://www.pinterest.jp/pin/447756387957120274/)
実例は、セミオープンのキッチンカウンターとなっているので、料理の匂いがメインスペースまでこないことがメリットです。
2.どんな用途がある?キッチンカウンターの4つの活用法【実例も】
キッチンカウンターは、料理を一時的に置く場所だけでなく以下の4つの活用法があります。
キッチンカウンタの後付け4つの活用法
キッチンカウンター活用法①:食事や勉強のスペースとして
キッチンカウンターの用途の一つは、カウンターをテーブルとして使用する方法です。
食事する場所としてカウンターを利用すれば、配膳や片づけがラクになり家事の時短が叶います。
また、子どもの勉強机として利用している人も多いです。リビングで勉強する子どもが増えている現代ではキッチンカウンターは使いやすく、子どもを見守りながら料理ができるメリットもあります。
その点は、カウンター下に収納スペースを確保すれば散らかる心配もありません。
キッチンカウンター活用法③:収納スペースとして
キッチンカウンターを収納スペースとして活用する方法も一つです。
部屋が狭いワンルームや、キッチンやリビング側に収納スペースが少ない場合に重宝します。
本棚としたり、ティーセットやお皿をしまったり、収納ボックスを置いたり、壁一面をメイン収納として利用することもでき非常に便利です。
インスタグラムの事例では、食器が収納されていることから奥行きは35cm~40cmはあると予想できます。圧迫感を抑えたい時は、奥行きが30cm以内の薄型収納にすると良いです。
ただ、来客から見える位置に収納スペースを置くと、日ごろからきれいに整理整頓する必要があるといったハードルの高さがあるのも事実です。
キッチンカウンター活用法③:インテリアを飾るスペース
キッチンカウンターをインテリアスペースとして活用するのも一つの方法です。自分好みの小物や観葉植物を飾ると、部屋が各段におしゃれな雰囲気に一変します。
(出典:https://www.pinterest.jp/pin/413557178286056080/)
キッチンカウンターをインテリアスペースにする時に気を付けたいのは、好きな小物を並べることだけに注視してしまうと、メインスペースとの統一感がなくなってしまうことです。
キッチンカウンター活用法④:目隠しとして
既存のキッチンよりも高いキッチンカウンターを設けると、目隠しとしても活用できます。
例えば、フルオープンタイプのキッチンは、来客時に料理している手元やキッチンスペースが丸見えとなってしまうため、気になるという人も多いです。
そんな時、85cm以上の高さのあるキッチンカウンターを設置すると、来客からキッチンスペースがほとんど見えなくなります。
(出典:筆者撮影)
ただ、高さ設定によっては料理の配膳や片付けがしにくくなるので注意が必要です。
3.キッチンカウンターの後付けで失敗しないための5つのポイント
キッチンカウンターを後付けする方法はいくつかありますが、基本を押さえておくことが大切です。
知識のないまま思い付きで施工してしまうと、「使いづらい」「部屋が狭くなった」など後悔し兼ねません。
そこで、キッチンカウンターの後付けで失敗しないための5つのポイントを紹介します。
5つの注意点
注意点①キッチンカウンターの形はI型やL型が基本【間取りにも合わせる】
キッチンは大きく分けて対面式キッチンやオープンキッチン、クローズドキッチンなどがありますが、形はI型とL型が主流です。
キッチンカウンターの後付けをする際は、どのような配置やサイズ感がよいのか、家族の人数や間取りに合わせて検討する必要があります。
例えば、L型はカウンターを広々と利用できる一方、デッドスぺ―スになりがちなコーナー部分の使い道に悩むことがしばしばあります。
また、I型はL型と比べてコンパクトなので省スペースでもキッチンカウンターを設けることができますが、動線が長いと使いづらい場合も多いです。
注意点②素材は機能性とインテリア性を考えて選ぶ
毎日利用するキッチンカウンターは、掃除のしやすさや既存のキッチンとの統一感が重要です。特に、カウンターで軽食を摂る際は汚れやすいので、耐水性や耐汚性などを考慮すると良いです。
(出典:https://hellointerior.jp/note/post-25520/)
画像はシンプルかつナチュラルですっきりとしたキッチンカウンターとなっており、赤い椅子がアクセントとなっています。観葉植物をプラスしてあげるとさらに見映えの良さが引き立ちそうです。
注意点③無垢材と集成材どちらの方が使いやすいのか?
キッチンカウンターはセラミックや人工大理石などの材質も人気ですが、やっぱり木材を選びたいという人も多いと思います。そこで気になるのは、無垢材と集成材どちらを採用すべきかという問題です。
個人的には集成材の方が無垢材に比べて強度が高く丈夫な上に、値段もお手頃なので使いやすいと思います。
ただし、木材は集成材も含めトリートメントオイルなどで定期的にお手入れすることで、耐久性や耐水性がさらに高まるといった特徴があります。
なのでどんな種類の木を選んでも、メンテナンスは欠かせません。
注意点④カウンターの高さは用途に合わせて選ぶ
キッチンカウンターの後付けで、意外と見逃しがちなのは高さ設定です。
用途や使う人の身長によって、使いやすい高さは変わってきます。また、キッチンカウンターの高さは、大きく「ミドルタイプ」と「ハイタイプ」に分かれます。
(出典:https://roomclip.jp/tag/1841)
床から70cm~75cmくらいのミドルタイプは、一般的な高さの椅子が使えるのがメリットです。
ハイタイプになると85cm~110cmくらいの設置となるので、身長によっては足が床に届かない可能性があります。とはいえ、ハイタイプはバーのような雰囲気になっておしゃれな印象を与えてくれます。
注意点⑤奥行きをどれくらい確保するかも重要
キッチンカウンターは奥行きもこだわりたいポイントです。既製品となるとある程度サイズは決まっていますが、DIYする時は奥行きをどれくらいにするか検討する必要があります。
一般的には45cmくらいだと圧迫感がなく、お皿もはみ出さないサイズです。
(出典:https://www.pinterest.jp/pin/786511522419070574/)
逆に、奥行きを40cm以内に設定してしまうと、狭すぎて小さめのインテリアを飾るくらいしか使い道が無くなってしまう点は注意です。
4.キッチンカウンターを後付けの費用相場の目安
キッチンカウンターを後付けする費用は、キッチンメーカーの既製品を注文するか、大工さんに頼むか、DIYするかでも大きく変わってきます。
ここでは、施工業者に頼んで既製品のキッチンカウンターを後付けする際の費用相場を紹介するので参考にして下さい。
見積もり内容 | キッチンカウンター後付け費用相場の目安 |
養生費用 | 5,000円~6,000円 |
キッチンカウンター製品代 | 40,000~100,000円 |
施工費(下地補強あり) | 40,000円~60,000円 |
施工費(下地補強なし) | 30,000円~50,000円 |
クロス一部張替え | 20,000円~30,000円 |
諸経費 | 施工費の5%~10%など施工業者による |
上記を計算してみると、11万〜20万円が施工業者に頼んだ場合の費用相場となります。
一方、キッチンカウンターをL型アングルで取り付けるときは壁の補強が必要となる場合が多く、そうなると金額が数万円アップします。
また、施工業者によって費用は上下するので、できるだけ費用を抑えたい場合は、2~3社相見積もりを取って比較・検討するのが良いです。
まとめ:キッチンカウンターを後付けすることで便利な暮らしが実現する【施工業者に頼むかDIYするかは予算と相談】
こういった疑問に答えました。
ここまでの内容をざっくりまとめると、
この記事のまとめ
- キッチンカウンターがあると、狭い間取りを広々と活用できたり、家事の時短が叶ったりすることから、後付けする人が増えている。
- キッチンカウンターの後付けをする際は、カウンターの形や素材、高さや奥行きなどもしっかり把握した上で施工することがポイント。
- キッチンカウンターの後付けを業者に頼む場合は、3社くらいに見積もりを依頼すると、業者ごとにそれぞれ違った提案やアドバイスをもらえるし、金額が数万円ほど変わることも多いので相見積もりがおすすめ。
相見積もりにおすすめのサイト
リショップナビ・・・利用者数70万人以上、提携者数4000社以上
▶︎登録しているリフォーム業者の数が一番多いので、人口の少ない地域でも2〜3社紹介してもらいやすい。カスタマーサービスも充実しており、専任スタッフに何でも相談可。
リノコ・・・利用者数100万人、加盟業者1000〜1100社
▶︎累計で100万人以上が利用しており、楽天リサーチによる調査でも5つのNO.1を取得。あなたのリフォーム箇所や条件に合ったリフォーム会社をリストアップして、その中で口コミ評判の良い会社を1社紹介してくれます。とりあえず1社だけ見積もりをお願いしたいならリノコが最適。
タウンライフリフォーム・・・利用者数30万人、加盟業者470〜500社
▶︎リフォーム会社がタウンライフリフォームに登録するための審査基準が厳しいため、加盟業者数は少ないが業者の質が高い。私が紹介された2社とも見積もり金額が安く、提案のレベルも高かったので、2〜3社の見積もりを比較したいなら一番おすすめ。
上記の業者紹介サービスの詳しい情報はこちら
この記事は以上です。
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