ヤマダ電機リフォームの値引き事情や費用を安くする方法を徹底解説！

 

 

こういった疑問に答えます。

 

大手家電量販店のヤマダ電機は、2017年頃にリフォーム専業大手の「ナカヤマ」を吸収合併し、リフォーム事業にも力を入れいます。一般的なリフォーム会社のように、お風呂やキッチン、トイレ、外装塗装など一通りのリフォームが可能で、家電を買いに行くついでに展示品の見学もできるため、身近に感じる人も多いのではないでしょうか。

 

一方、家電量販店では値引きのイメージが強く、リフォームも安くなると思われがちですが、結論からお伝えすると、ヤマダ電機のリフォームでは、交渉次第で多少の値引きには応じてくれるものの、大きく費用を抑えることはできません。

 

なぜなら、ヤマダ電機が提示しているリフォーム価格は、商品＋施工＋保証がセット（特価）になっており、そこに値引き分の金額もすでに含まれているからです。

 

 

今回は、ヤマダ電機リフォームの値引き事情、値引を成功させるポイント、値引き以外でリフォームを安くする方法などを紹介します。

 

この記事を読めば、ヤマダ電機リフォームの値引き事情が分かるだけでなく、業者選びの失敗を事前に防ぐことができます。

 

 

 

結論から言うと、この記事で伝えたいことは3つ。

 

 

 

 

 

順番に解説しますが、ヤマダ電機のリフォームを利用して損をしたくない人は、最後までお読みください。

 

 

 

1.ヤマダ電機のリフォームで値引きが受けられるキャンペーンやその他まとめ

 

 

 

期間限定のキャンペーンで値引きあり

 

ヤマダ電機では、期間限定でリフォーム工事が割引になるキャンペーンを設けています。公式サイトにはキャンペーン内容が詳しく載っているので、リフォームを検討している人は要チェックです。

 

夏には、夏のリフォームキャンペーンを行っており、お得にリフォームができます。

 

 

 

オプション工事で人気の食洗機や浴室暖房換気乾燥機が安くリフォームできて、設備のグレードが可能です。

 

 

ヤマダ電機では、リフォーム費用の総額からの値引きではなく、家電に関するサービスが多い傾向です。

 

例えば、家電量販店の強みを活かし、今だとトイレ交換した方にはLED照明、洗面化粧台を交換した方には電動歯ブラシなどがプレゼントされます。ドライヤーやオーブンレンジなどももらえる場合があるため、家電のプレゼントに魅力を感じる方にはおすすめです。

 

 

 

補助金・助成金が受けられる

 

国からの補助金・助成金を利用してリフォーム費用を補うこともできます。現在「経済産業省」「国土交通」「環境省」の3省連携による補助金が、ヤマダ電機のリフォームでも利用が可能です。

 

補助金の種類	補助金額	対象期間
先進的窓リノベ	内窓設置で最大で200万円	2023年3月〜2023年12月31日まで、工事が完成するもの
こどもエコすまい支援事業	住宅の省エネリフォームに対して最大30万円／1戸	2022年4年11月8日以降に対象工事に着手し、2023年12月31日までに工事が完成するもの
給湯省エネ事業	既存の給湯器を高効率なものにリフォームすると最大15万円	2023年3月下旬～予算上限に達するまで（遅くとも2023年12月31日まで）工事が完成するもの

 

補助金にはさまざまな条件があるので、検討する際はヤマダ電機の窓口に相談し、詳しく内容を教えてもらうのがおすすめです。

 

一方、国からの補助金は銀行口座に入金されるしくみですが、実際に手元にお金が入ってくるのは、工事完了から半年以上もかかります。つまり、工事前か完了してすぐに、一旦は工事代金を全額支払わなければならない点には注意が必要です。

 

 

国からの補助金は、3つ同時に利用することも可能です。例えば、内窓を設置して50万円、お風呂を高断熱浴槽にして2万7千円など、補助金を組み合わせてお得にリフォームできます。

 

 

ヤマダポイントサービスは利用はできない

 

ヤマダ電機で家電を購入するときのように、リフォームでもポイントを貯めたり利用できたりしたらお得ですよね。

 

しかし、ヤマダ電機では、リフォームではポイントサービスが利用できません。公式サイトでは、一見するとリフォーム工事でポイントが貯まるような記載が目につきますが、実際にはポイントは付きません。

 

 

ヤマダ電機リフォームで行っているお得なサービスは、以下になります。

 

 

 

※上記は2023年7月1日〜2023年7月31日の間に見積もりを依頼した人が対象で、ポイント受け取り期間は2023年8月31日までと短期間です。

 

 

 

リフォーム費用の総額からの値引きは期待できない

 

ヤマダ電機のリフォームは、既に値引きが含まれた適正価格となっているため、大幅に価格が下がることは期待できません。値引に応じてくれたとしても、数千円から数万円だと考えたほうがよいです。

 

また、キッチンやお風呂のリフォーム費用の総額を見ると、決して安いといった印象も受けません。

 

 

ただし、ヤマダ電機ではリフォーム費用の支払いが豊富で、長期低金利のローンが取りそろえられているため、月々の支払いを抑えることができます。

 

リフォームローンの種類	一例
金額が上がれば金利が下がる「低金利プラン」	100～200万円で金利1.7％が300万円以上で1.5％
月々1,000円で設備機器交換ができる「定額制プラン」	1ヶ月1,000円×96か月　無金利0％
期間を重視するなら100回無金利のリフォームクレジット	家電も一緒に購入して1ヶ月3,200円×100回=320,000円（税込）

 

ヤマダ電機のリフォームローンは審査が厳しくないうえに無担保でも借りられるため、手持ち金がなくても気軽に利用できます。

 

 

 

 

 

 

2.ヤマダ電機リフォームで値引きを成功させる3つのポイント

 

ヤマダ電機のリフォームでは、以下の3つの点を押さえておくと値引き交渉が成功しやすくなります。

 

 

お住まいの地域のリフォーム相場を把握しておく

 

リフォーム費用は、各業者ごとに料金体系が異なります。商品のグレードや施工方法によってリフォーム費用が大きく変わるため、業者選びが非常に重要です。

 

地域によってもリフォーム内容や金額が変わり、例えば寒冷地だと暖かい地域に比べて価格が高くなる商材が多々あります。断熱性能をアップしたり、屋根のスノーストップを交換したり、エアコンを寒冷地仕様にしたりなどさまざまです。

 

そのため、お住まいの地域の業者3～4社に見積もり依頼をして、リフォーム工事の相場を把握することをおすすめします。

 

 

確かに、一社ずつ自分で連絡し現場調査から見積もりまで依頼するのは、手間と時間がかかります。要望に合う納得できる業者を見極めるのも大変なので、一括見積もりサイトを利用するのがおすすめです。

 

 

事前に予算を伝えておく

 

見積もり依頼をする際に、予算を伝えておくのも有効で、要望に近い提案をしてもらえます。予算を伝えておかないと、グレードの高い商材をすすめられて予算オーバーになって断念してしまうケースも少なくありません。

 

ヤマダ電機のリフォームはほとんどが規格化されているオリジナルブランドが多いですが、リーズナブルな人気メーカーの商材も一部とりそろえられています。予算を伝えておくと、極端に要望とかけ離れた提案はされなくなるので、安心して相談できますよ。

 

 

 

見積もりの内訳を説明してもらう

 

見積もりの内容で、不明な箇所があれば、内訳を説明してもらうことも大事です。リフォームの見積もりは、専門用語が多く記載されている、何にどれくらいの費用がかかっているのかが、素人には分かりにくい点が多々あります。

 

例えば、屋根・外壁塗装で、軒天部分や基礎部分などと書かれてもピンとこない方も多いのではないでしょうか。「本当に必要な工事なのか」「省いても問題ないのか」など、不明な点は確認が必要です。

 

 

 

 

 

3.ヤマダ電機のリフォームで値引き以外で費用を安くする方法

 

 

 

 

製品のグレードを下げる

 

キッチンは流行りの対面式で、トイレは空間まるごと除菌など要望を積み重ねていくと、予算オーバーになるケースがよくあります。

 

金額を下げる必要があるときは、製品のグレードを見直さなければなりません。最新のリフォーム商材はさまざまな機能が付いていて魅力的ではあるものの、案外必要のない設備が付いているケースが多いものです。

 

例えば、トイレの自動開閉や洗浄機能は便利な一方、普段はスイッチを切っているお宅も多く、必ずしも必要な機能ではありません。

 

キッチンリフォームでは、可動式の棚やタッチレス水栓などのオプションは魅力的ですが、どうしても叶えたいことでなければ、スタンダードなものを選ぶほうが後悔が少ないといえます。

 

仕上げ材やデザインなども複数のグレードがあるので、お手頃なものへの変更を検討するのも一つです。

 

 

相見積もりを取ってリフォーム業者を選定する

 

リフォーム費用を抑えるには高級グレードものを選ばない、お得なキャンペーンを利用するのも一つの手段ですが、実は、それ以上に業者選びが大事です。リフォームは、製品代や、施工費、人件費など、何かと費用がかかります。

 

あまり知られていませんが、家電量販店のリフォームは、自社施工ではなく、下請け業者に工事を依頼しているケースがほとんどです。そのため、およそ15～35％の中間マージン（仲介手数料）が発生し、総合的なリフォーム費用が高くなってしまうのです。

 

 

実際に、ヤマダ電機のリフォームは工事費込みの値段で記載してあり特価にも見えますが、実はリフォーム専門店のほうが費用が安い傾向があります。

 

 

玄関ドアのリフォーム費用を見ても、ヤマダ電機のリフォームは案外高いといった印象です。

 

 

リフォームは高い買い物で一生に何度もするものではないので、業者選びは慎重に行うべきです。

 

 

 

 

 

 

まとめ：ヤマダ電機のリフォームに値引き交渉するよりも相見積もりで業者選定を

 

 

こういった疑問に答えました。

 

ここまでの内容をざっくりまとめると、

 

 

 

 

 

ヤマダ電機のリフォームは、多少の値引きは期待できますが、中間マージンが発生することでトータル的な費用は高くなりがちです。リフォームを依頼できる会社は、ヤマダ電機以外にも多数あるので、各業者の特徴やメリット・デメリットを把握したうえで、業者選びをすることをおすすめします。

 

この記事は以上です。