ヤマダ電機トイレリフォームの内装費込の値段は？内容別の相場や注意点も解説

 

 

こういった疑問に答えます。

 

ヤマダ電機では近年リフォームにも力を入れており「家電量販店のトイレリフォームってどうなのかな」と、気になっている人は多いと思います。ヤマダ電機のトイレリフォームは標準工事費込みで価格が表示されているため、リフォーム費用のイメージがつきやすいのが特徴です。

 

ただ、気を付けたいのは標準工事には内装工事は含まれていないこと。トイレリフォームは床や壁、手洗器、手すりなどの内装工事が必要になるため、予想をはるかに超える金額になることも多いです。

 

今のところヤマダ電機のトイレリフォームは、内装工事とのパック商品は今のところ提供されていないので、内装工事も含めて費用を把握しておく必要があります。

 

そこで今回は「ヤマダ電機トイレリフォームの標準工事費価格と内装費」「ヤマダ電機トイレリフォームの人気商品」「内装費別のヤマダ電機トイレリフォームのメリット・デメリット」などを紹介します。

 

記事を読み終えると、ヤマダ電機トイレリフォームの内装費込の費用が把握できるほか、注意点が理解でき、どこにリフォームを依頼するのか迷わなくなります。

 

 

結論から言うと、この記事で伝えたいことは3つ。

 

 

 

 

 

順番に解説していきますが、ヤマダ電機でどこまでのトイレリフォームが叶うのか疑問に思っている方は最後までお読みください。

 

 

1.ヤマダ電機トイレリフォームの標準工事費価格と内装費込みの値段

 

ヤマダ電機のトイレリフォームは、基本的に工事費の中に内装費が含まれていません。

 

表示価格はあくまでも既存のトイレを撤去して便座を交換する費用となっているため、壁紙や床の張替えや手洗器を付ける、コンセント設置などがともなえば、追加費用がかかります。

 

そこで、ヤマダ電機のトイレリフォームの標準価格の相場と内容、内装費用の相場と内容を分けて紹介します。

 

標準価格の相場と内容

 

ヤマダ電機のトイレリフォームは、スタンダードタイプで工事費込100,000〜170,000円ほどになります。

 

ただ、自動開閉・洗浄機能や、ウォシュレットノズル洗浄など高機能タイプのトイレは、40〜80万円と価格の幅が広いです。機能性をどこまで希望するかによって、リフォーム費用は大きく変動します。

 

工事費に含まれているものは以下のとおりです。

 

 

別途工事が発生したときは、店頭にて案内しています。

 

一方、メーカー価格や他の業者との差がでるときは、表示が製品代のみなのか工事費込なのか確認する必要があります。

 

また、リフォーム会社によって製品の利益率（販売店からの仕入れ値）や会社経費が変わってくるため、金額が異なるのも事実です。ですので、トイレリフォームで安く質も良いものを選びたいときは、相見積もりを取り、業者比較をすることが重要になります。

 

 

内装の費用相場と内容

 

トイレリフォームは、便座交換するときに壁紙や床の張替え、手洗器の設置などが追加となるケースが多いです。

 

近年のトイレは従来品に比べてコンパクトなので、床を張替えないと既存トイレの跡が残ってしまいます。また、タンク有りのトイレからタンクレスに交換すれば、手洗い器がなくなるので、別途設置しなければなりません。

 

消臭性や防汚性を重視して壁の一部にパネルを付けたり、将来に備えて手すりを設置したり、快適にしようと考えれば内装費用がかさみます。

 

✔ヤマダ電機トイレリフォームの壁紙と床の張替え費用目安

 

内装リフォーム内容	費用目安（税込）
防汚性に優れた内装パック（0.51～0.75坪）	60,940円
汚れやキズ、消臭に優れた内装パック　（0.51～0.75坪）	67,650円
手洗器と棚	90,000～320,000円
タオル掛け	2,600～4,800円
2連紙巻器	3,700～6,500円
手すり	7,400～49,000円
自動アルコール消毒器	5,500～16,600円

 

トイレをまるごとリフォームする場合、内装費用は169,200〜464,550円ほどかかります。

 

 

標準価格と内装を合わせた相場

 

ヤマダ電機トイレリフォームは、便器交換と内装費用を合わせるとスタンダードタイプでも270,000〜640,000円ほどかかります。フルリフォームすると、一般的なリフォーム専門店よりも高い傾向です。

 

手洗器を付けて、コンセントを新たに設置すると15,000〜20,000円ほど追加されます。

 

そう考えると、ヤマダ電機のトイレリフォームだけを検討すると、予算オーバーとなり妥協しなければならなくなるケースがでてきます。

 

 

 

 

 

 

 

2.【内装は別途】ヤマダ電機トイレリフォームの人気商品

 

ヤマダ電機のトイレリフォームの人気商品は主に4つです。

 

 

トイレの国民的メーカーTOTO

 

トイレで有名なTOTOのトイレが、ヤマダ電機リフォームにもラインナップされています。スタンダードタイプから中級グレード、高級グレードまで用意されているので、要望に合わせたトイレリフォームが可能です。

 

TOTOトイレの特徴はとにかく汚れと除菌を重視してます。とくに、渦を巻くように水が流れる「トルネード洗浄」や、ウォシュレットのノズルを使うたびに除菌してくれる「ノズル洗浄・除菌」、お掃除がラクな便器の「フチなし形状」などが特徴です。

 

 

✔TOTOシリーズ

製品名	標準工事価格（税込）
KQ　タンク有	186,780円～
EX　タンク有	291,280円～
レストパル　手洗いカウンター付	439,780円～
ネオレストLS2　タンクレストイレ	527780円～
ネオレストNX	824,780円～
※寒冷地仕様（ヒーター付き）の場合	＋税込11,000円

 

スタンダードタイプのKQタイプも、トルネード洗浄やフチなし便器など機能性の高い設備が充実しています。

 

 

 

カラーバリエーションが豊富なLIXIL

 

思わず自慢したくなるトイレをキャッチフレーズに人気のあるLIXILも、ラインナップされています。製品によってはカラーがホワイトやブルー、ピンクのほかにグレーやブラウンなどのカラーもあり、インテリア性も高いです。

 

また、ウォシュレットの全機種に2本のノズルが付いているのはLIXILだけ。アクアセラミックという陶器素材に特殊なコーティングが付いた便器は、白い輝きが100年続くといわれています。

 

 

✔LIXILシリーズ

製品名	標準工事価格（税込）
プレアス	197,780円～
リフォレ	384,780円～
サティスG	494,780円～
※寒冷地仕様（ヒーター付き）の場合	＋税込11,000円

 

プレアスはタンクレスのようにスッキリとしたデザインのタンク一体型トイレで、節水効果が抜群です。大が5L 、小が3.8Lと従来のトイレに比べ、1回で約8Lも節水できます。

 

 

空間まるごと除菌できるPanasonic

 

Panasonicのトイレは、機能性とデザイン性を兼ね備えたトイレです。商品ラインナップはアラウーノ一択ですが、インテリア性が高くトイレ空間を一つの部屋として楽しめるような製品もそろっています。

 

 

✔Panasonicシリーズ

製品名	標準工事価格（税込）
アラウーノV	184,800円～
アラウーノS160	259,800円～
アラウーノL150K	329,800円～
※寒冷地仕様（ヒーター付き）の場合	＋税込11,000円

 

アラウーノシリーズは、「スゴピカ素材」といって有機ガラス系に特殊なコーティングをして汚れがつきにくい設計になっているのが特徴です。

 

 

ヤマダオリジナルセレクト

 

ヤマダ電機のトイレリフォームでは、オリジナル製品もそろっています。価格帯が安いものから中級グレード、高級グレードまで用意されているので、自分の要望にあった製品が見つかりやすいです。

 

また、トイレの新常識「洗わない・触らない」をモットーに、自動開閉や洗浄はもちろん、便器洗浄やクリーン水となども付いています。

 

 

✔ヤマダ電機オリジナルセレクト

製品名	標準工事価格（税込）
新常識（ヤマダ電機×TOTO）	248,000円（除菌マット付き＋72,000円）
新発想（ヤマダ電機×LIXIL）	278,000円
新境地（ヤマダ電機×TOTO）	297,000円

 

上記は、高機能な性能が付いて標準価格が200,000円代となっており、ヤマダ電機のトイレリフォームでは主力商品になっています。

 

 

 

 

 

 

3.内装費別のヤマダ電機トイレリフォームのメリット・デメリット

 

ここではヤマダ電機トイレリフォームのメリット・デメリットを各2つずつ紹介します。まずはデメリットから。

 

 

デメリット①リフォーム専門店に比べて実績少ない

 

ヤマダ電機では2018年に、リフォーム専業最大手のナカヤマが買収したことで、リフォームに力を入れ始めています。家電量販店のリフォームの中では順調に売上を伸ばしているものの、リフォーム専門店に比べて実績が少ないのが現状です。

 

トイレの入れ替え工事だけなら、そんなに問題はないかもしれませんが、内装リフォームも考えている場合は、実績豊富な業者に依頼するほうが安心です。

 

リフォームは新築と違い現場ごとに状況が違うため、便器や手洗器、コンセント設置など専門知識が必要です。配管の移動が必要だったり、コンセントの設置が必要だったり、壁や床の張替えも含めたフルリフォームを任せるのはやや不安が残ります。

 

 

デメリット②カタログやチラシの価格よりも高くなる可能性がある

 

ヤマダ電機のトイレリフォームは、カタログに掲載されている費用よりも高くなる可能性があります。現地調査の結果によっては、標準工事に含まれていない追加の工事が必要になることがあるためです。

 

たとえば、手洗器を付けるのでコンセントの設置が必要、排水方式が「床排水」か「壁排水」かによっても費用が1～2万円程度変わります。

 

Webカタログでトイレ交換費用の目安はわかりますが、リフォームの予算を考える際には、掲載価格よりも多めに見積もっておくことが大切です。

 

 

次にメリットを紹介します。

 

 

メリット①10年保証やアフターサーポートが充実

 

ヤマダ電機リフォームでは、大手家電量販店の強みを活かしてトイレ含め補償やアフターサービスが充実しています。従来は、メーカー保証が1、2年付いているだけで、故障が起きるとほとんど有料になっていました。

 

その点、ヤマダ電機リフォームでは製品と工事の保証が10年付いていることで、無償で直してもらえる可能性が高くなります。

 

 

メリット②分割払いで月々の支払いを抑えられる

 

ヤマダ電機のトイレリフォームは、支払い方法も充実しています。トイレリフォームは内装工事を含めると高額になるケースも多いため、分割払いができるのは魅力です。

 

 

ローンを組むときは高い金利が気になる人がほとんどだと思います。その点、ヤマダ電機では状況に合わせた分割払いが叶うので、無理なくリフォームできます。

 

 

 

 

 

 

 

 

4.ヤマダ電機トイレリフォーム【内装含め】注意点

 

最後にヤマダ電機トイレリフォームの内装含めた注意点を3つ紹介します。

 

 

配管の移動が必要なケースもある

 

トイレリフォームは現地の状況によって配管の移設が必要になるケースも多いです。配管移設の工事が発生すると、追加費用が10万円以上もかかるので、費用を抑えたい人にとっては大きな痛手となります。

 

リフォーム会社によっては、リモデル便器といって配管の移動が不要の便器を取り扱っている場合もあります。トイレ工事の質を落とさず費用を抑えるためには、他社にも相談してみることで、リフォームのアイデアが広がります。

 

 

コンセント設置が必要になることも

 

トイレに手洗器を付けると、コンセントの増設が必要になるケースも多いです。

 

既存トイレとの交換だけであれば、比較的ヤマダ電機リフォームに任せられます。ですが追加工事が発生すると、とくに図面を持っていない場合は対応できないケースもでてきます。

 

本来穴を開けてはいけない箇所にコンセントを設置したり、使い勝手が悪かったりする可能性も。失敗した場合、余計な追加費用が加算される恐れもあるため、トイレ工事の実績豊富なリフォーム会社に相談する方が安心です。

 

 

トイレ工事の工期は内装工事を含むと約2日　

 

ヤマダ電機のトイレリフォームは、数時間で終わる簡単な工事はあるものの、基本的に工期は1日です。内装工事を含めると、2日見ておいたほうが間違いありません。

 

ただ、トイレを使用できないのは、トイレ交換工事をする1日だけです。リフォームを検討する際は、費用や質も大事ですが、工期も確認しておくとより安心です。

 

 

 

ヤマダ電機トイレリフォームでは内装含めると30万円超えるケースがほとんど

 

 

こういった疑問に答えました。

 

ここまでの内容をざっくりまとめると、

 

 

 

 

 

 

この記事は以上です。