家全部をリフォームする「新築そっくりさん」なら、大手の住友不動産だし安心して依頼できそう。「新築そっくりさん」で、古くて寒い我が家が本当に見違えるかな……?
こういった疑問にお答えします。
新築そっくりさんは、住友不動産が1996年にスタートさせたリフォーム事業です。間取りの変更や耐震性と断熱性を高めるリフォームを「建て替えよりも安く」、「新築そっくり」に仕上げることで人気があります。また、大手の住友不動産が手掛けるリフォームなので、信頼性が高いのも人気の秘訣です。
新築そっくりさんの「建て替えよりも安い」工事費用とは「建て替えの約50%~70%」となっていますが、その工事費用は果たして妥当なのでしょうか?リフォームには多額の費用がかかるため、依頼前には”大手”というブランド力だけでなく、技術力や提案力も見極めたいところです。
引用:住友不動産の新築そっくりさんより
本記事では、新築そっくりさんで本当に寒い家が改善されるのか?断熱性について口コミ等を検証します。
結論から言うと、この記事で伝えたいことは2つ。
この記事で伝えたいこと
- 新築そっくりさんには高断熱リフォームプランがあるが、断熱材や施工方法に対してさほどこだわりが感じられない印象。
- 新築そっくりさんは価格が定価制でわかりやすい反面、施工業者によって仕上がりが異なるなど専門性に欠ける点もある。依頼前には数社で相見積もりを取って比較検討することが大切。
- 個人的には「断熱性に強い会社」を紹介してもらいたいなら、一括見積もりサイトのオペレーターに「断熱性に強い会社を3〜4社紹介して欲しい」と伝えて紹介してもらって比較するのがおすすめ。
おすすめの業者紹介サイト
- リショップナビ・・累計利用者数70万人以上、提携社数4000社以上、対応エリア:全国、利用は無料。
▶︎地元のリフォーム会社を1〜5社紹介してくれる東証一部上場企業の株式会社じげんが運営する人気サービス。業者がリショップナビに加盟するための審査基準が厳しく、紹介される業者の質が高い。私が紹介された2社はどちらも見積もり金額が安く、提案のレベルも高かったので、質の高い業者にリーズナブルに施工して欲しいならここがおすすめ。 - ホームプロ・・利用者数100万人、加盟業者数1200〜1300社
▶︎ 一番古くからサービスを行っているリフォーム一括見積もりサイトで、サイト内に入力した情報を元に業者が立候補してくるので、その中から選ぶスタイル。匿名での見積もり依頼が可能。ただ、私が紹介してもらった2社の見積もり金額がどちらも高かったので、利用者の見積もりが高くなる傾向があるかも。リフォーム業者・外壁塗装業者どちらの業者の紹介も可。匿名で見積もりしたいならここ。 - タウンライフリフォーム・・・利用者数40万人、加盟業者数670社
▶︎リショップナビと同様に、リフォーム会社の審査基準が厳しいので、紹介される業者の質は高い。ただ、加盟している業者の数が少ないため、人口の少ない地方だと1社とかしか紹介してもらえない場合も。人口の多い地域に住んでいるなら。
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それでは、新築そっくりさんを検討されている方はぜひ最後までお読みください!
1. 新築そっくりさんは寒い?口コミや断熱性能を検証
住宅の断熱性は、今やCo2削減やSDGsにもつながる日本全体の課題です。特に、新築そっくりさんのように家全体に及ぶ大規模リフォームでは、断熱リフォームが不可欠です。ここでは、新築そっくりさんの断熱性について口コミを検証します。
1-1. 新築そっくりさんには”寒い”という口コミがある
新築そっくりさんには”寒い”という口コミが見受けられます。実際にはどうなのでしょうか?
新築そっくりさんってどうなんだろ?
実家が数年前リフォームしたんだけど結構寒いんだよね😇
両親も、新しい家ってもっとあったかいと思ってたと残念がってたしかも新築と同じくらいの費用かかってるからねぇ
— みひ👶1y子育てと住宅 (@mihipi_) April 9, 2022
高額な工事費用をかけてリフォームをして、断熱性が向上しないのは言語道断です。住宅の断熱性をアップさせるには、主に以下の方法があります。
方法 | 特徴 | メリット | デメリット |
内窓を取り付ける | 既存の窓の内側に1枚窓を取り付ける。 | ・費用が安い ・施工時間が短い |
・窓が二重になるので開閉の手間が増える ・部屋が若干狭くなる |
サッシを交換する | 既存の窓を枠ごと交換する。 | ・内窓より見た目がいい | ・枠を外す工事が大がかりになる ・費用が高い |
断熱材を高性能なもの交換する | 壁・天井・床下に断熱材を入れる | ・住宅の断熱性をより高くできる | ・壁や天井の裏側に施工するため工事が大がかりになる ・費用が高い |
特に、冷暖房時に室内から逃げる熱の割合は、6~7割が窓などの開口部からです。そのため、断熱リフォームは窓(開口部)の優先順位が高いと言えます。
1-2. 新築そっくりさんの”寒い”以外の口コミ
新築そっくりさんの”寒い”以外の口コミです。
当時、孫がまだ小さかったので仮住まいはできなかったにも関わらず、いろいろ工夫をしていただき、とてもありがたかったです。補助金などの制度も調べていただいて助かりました。また、家の造りが古かったので断熱材なども入っておらず、今回のリフォームで断熱材を入れてもらい、夏は涼しく冬は暖かく過ごしています。
引用:リショップナビより
築年数が経過した家(特に築30年以上)では、断熱材がまったく入っていないこともあります。寒暖差の大きい家は、血圧が急上昇・急降下する”ヒートショック症候群”などの原因にもなるため、慢性的に「寒い」と感じる家はリフォームで対策することが急務です。
1-3. 新築そっくりさんには高断熱リフォームプランがある
新築そっくりさんには、2021年にできた”高断熱リフォームプラン”があります。
高断熱リフォームプランは、家全体や1部屋単位ごとに断熱リフォームが可能です。具体的には、
- 床・壁・天井に断熱材(グラスウール)を追加
- 開口部に内窓を設置、または断熱性の高いサッシに変更
- 内装ドアを気密ドアに変更
などが施工内容として挙げられます。
新築そっくりさんは、耐震補強が標準プランに含まれるなど耐震リフォームに力を入れ、事業開始当初から評価されてきました。しかし断熱リフォームについては、断熱材や断熱リフォームの施工に対するこだわりは特に見られない印象です。
おすすめの業者紹介サイト
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▶︎リショップナビと同様に、リフォーム会社の審査基準が厳しいので、紹介される業者の質は高い。ただ、加盟している業者の数が少ないため、人口の少ない地方だと1社とかしか紹介してもらえない場合も。人口の多い地域に住んでいるなら。
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それでは、新築そっくりさんを検討されている方はぜひ最後までお読みください!
2. 新築そっくりさんで寒い思いをしないためにできること
ここでは新築そっくりさんを依頼する前に知っておきたいポイントをまとめました。
2-1. 新築そっくりさんは完全定価制!シンプルな料金システムは果たしてメリットか?
新築そっくりさんは、リフォーム費用が坪単価×家の広さというシンプルな「完全定価制」です。追加工事費用がかかる心配がないことが最大のメリットとして挙げられています。また、プランや見積もりがマニュアル化されているので、対応が早いことにも定評があります。
しかし、住宅は間取りも建築方法も千差万別です。料金をシンプルにできるということは、当初から高めに設定していると言えます。ホームページには「そんなことはありません!」と書かれていますが、他社と比較した方からは「見積もり金額が一番高かった」という口コミが多く見られました。
昨年10月から、担当が同じでやりとりしてくれるというのが気に入り、しかも担当の方がいい感じの人で選択肢の一つとして検討していました。
先月になり、パナソニックのショールーム見学に行った際に「契約したみたいに話進める」ことが引っ掛かり、さらには初登場の支店長??みたいな人が執拗に1月中の契約を迫ってきてウンザリしました。
まだお断りを入れた訳ではないですが、正直不信感を拭えないし、他社に比べ金額が高いです。
ただ、アフターサービスや補償などの点はしっかりしてるてしょうから一概に非難するつもりではないですが、新築そっくりさん以外の地元密着型の工務店に依頼するつもりです。引用:マンションコミュニティより
工事費用で損をしないためには、依頼する側でリフォームの内容を精査することが必要です。
2-2. 新築そっくりさんは住宅の”建築”ではなく”販売”をする会社が手掛けている
新築そっくりさんは住友不動産の事業です。住友不動産は、住宅を“販売”する会社で”建築”する会社ではありません。リフォームの相談から引き渡しまで、セールスエンジニアと呼ばれるスタッフが一貫して担当しますが、セールスエンジニアに1級建築士の有資格者は少数です。
リフォーム・リノベーションは、新築よりも高い建築知識が必要な場面も多くあります。マニュアルに頼ったプランづくりではなく、その家にふさわしい工事をしてくれる業者を選ぶことが大切です。
2-3. リフォーム・リノベーションは新築そっくりさんだけではない!
新築そっくりさんで実際に施工するのは、住友不動産の協力業者です。そのため施工業者の技術力によって仕上がりは左右されます。施主と施工業者の間にセールスエンジニア(担当者)を挟むため、セールスエンジニアには施主の要望を業者に伝える伝達スキルも問われます。
断熱リフォームには高い技術や知識が必要ですが、使用する断熱材の詳細や断熱効果を数値で明示してくれる業者は、専門的で誠実と言えます。
まとめ:新築そっくりさんなど大規模リフォームは高い技術が必要。業者は比較検討して選ぶことが大切
家全部をリフォームする「新築そっくりさん」なら、大手の住友不動産だし安心して依頼できそう。「新築そっくりさん」で、古くて寒い我が家が本当に見違えるかな……?
このような不安にお答えしました。
最後にこの記事をまとめると、
この記事のまとめ
- 新築そっくりさんには高断熱リフォームプランがあるが、断熱材や施工方法に対してさほどこだわりが感じられない印象。
- 新築そっくりさんは価格が定価制でわかりやすい反面、施工業者によって仕上がりが異なるなど専門性に欠ける点もある。依頼前には数社で相見積もりを取って比較検討することが大切。
- 個人的には「断熱性に強い会社」を紹介してもらいたいなら、一括見積もりサイトのオペレーターに「断熱性に強い会社を3〜4社紹介して欲しい」と伝えて紹介してもらって比較するのがおすすめ。
おすすめの業者紹介サイト
- リショップナビ・・累計利用者数70万人以上、提携社数4000社以上、対応エリア:全国、利用は無料。
▶︎地元のリフォーム会社を1〜5社紹介してくれる東証一部上場企業の株式会社じげんが運営する人気サービス。業者がリショップナビに加盟するための審査基準が厳しく、紹介される業者の質が高い。私が紹介された2社はどちらも見積もり金額が安く、提案のレベルも高かったので、質の高い業者にリーズナブルに施工して欲しいならここがおすすめ。 - ホームプロ・・利用者数100万人、加盟業者数1200〜1300社
▶︎ 一番古くからサービスを行っているリフォーム一括見積もりサイトで、サイト内に入力した情報を元に業者が立候補してくるので、その中から選ぶスタイル。匿名での見積もり依頼が可能。ただ、私が紹介してもらった2社の見積もり金額がどちらも高かったので、利用者の見積もりが高くなる傾向があるかも。リフォーム業者・外壁塗装業者どちらの業者の紹介も可。匿名で見積もりしたいならここ。 - タウンライフリフォーム・・・利用者数40万人、加盟業者数670社
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この記事は以上です。